【要注意】プロップファームナンピンしたら失格になる?各社のルールとDD相性の問題を徹底解説!

プロップファーム基礎知識

「ナンピンやマーチンゲールって、プロップファームで使えるの?」

これは多くのトレーダーが気にするポイントです。結論からいうと、ファームによって「全面禁止」「条件付きOK」「解禁済み」と対応がバラバラです。

この記事では主要5社のルールを業者別に整理し、さらに「ルール上OKでも、なぜナンピンは失格リスクが高いのか」という本質的な問題も解説します。

※ 各社のルールは随時変更されます。この記事の情報は2026年5月時点のものです。チャレンジ前に必ず公式サイト・FAQで最新情報をご確認ください。
質問
ナンピン・マーチンゲールって、プロップファームで使えますか?
回答
業者によって全然違うよ。Fintokeiは2025年7月に解禁されたけど、Funded7とBlueberry Fundedはロット増加型のマーチンゲールは禁止。FTMOも原則禁止だ。そもそもDD(ドローダウン)ルールとの相性が最悪だから、使えたとしても慎重にいく必要があるんだよね。

まず整理:「ナンピン」と「マーチンゲール」は別物

この2つは混同されがちですが、プロップファームのルール上では区別されることがあります。

手法 内容 ロットの増減 プロップ上の扱い
ナンピン(同一ロット) 含み損中に同じ銘柄・同方向へ同量で追加エントリー ロット変わらず 多くのファームでOK(条件あり)
ナンピン(ロット増加) 含み損中に最初より大きいロットで追加エントリー ロット増加 多くのファームで禁止
マーチンゲール(純粋) 負けるたびにロットを倍増させて損失を取り戻す手法 倍々にロット増加 ほぼ全ファームで禁止
決済後マーチンゲール 損切りして決済後、次のトレードでロットを増やす 別トレードでロット増加 多くのファームでOK

💡 ポイント:「含み損中に同じ銘柄で追加するかどうか」が判定の核心

プロップファームが問題視するのは主に「含み損を抱えたまま、同銘柄・同方向へロットを増やして積み上げる行為」です。一度損切りして決済してからロットを変えて再エントリーするのは、多くのファームで問題ありません。

業者別ナンピン・マーチンゲール可否まとめ(2026年5月時点)

業者 ナンピン(同量) ナンピン(ロット増) マーチンゲール 補足
Fintokei ✓ OK ✓ OK(解禁済み) △ 過度はNG 2025年7月28日に制限撤廃。「過度に積極的な価格の平均化」は警告対象
FTMO △ 条件付き ✗ 原則禁止 ✗ 禁止 「マーチンゲールと疑われる大幅ロット増加は避けるよう」公式が注意喚起
Funded7 ✓ OK(同量) ✗ 禁止 ✗ 禁止 「同ロット以下での再エントリーはOK」と公式が明記
Blueberry Funded △ 条件付き ✗ 禁止 ✗ 禁止 ポジションスタッキングも旧ルールでは禁止(2026年3月12日以降購入分は一部緩和)
Funded Elite △ 要確認 ✗ 要確認 ✗ 禁止 ※公式サイトで要確認

※ すべて公式サイトで要確認。ルールは随時変更されます。

業者別:詳細ルール解説

Fintokei ✓ ナンピン・マーチン解禁(2025年7月〜)

2025年7月28日のアップデートでマーチンゲール制限が撤廃されました。以前は「含み損中の同銘柄ロット増加禁止」という厳格なルールがありましたが、現在はナンピン・マーチンゲールが実質的に自由化されています。

✓ OKな取引

  • 同量・増量どちらのナンピンも原則OK
  • 含み損中の同銘柄追加エントリー
  • マーチンゲール的なロット増加
  • 決済後にロットを変えた再エントリー

✗ 注意が必要な行動

  • 「過度に積極的な価格の平均化」(警告対象)
  • 累積取引量の50%超がマーチンゲール判定→即失格
  • 10秒未満のティックスキャルピング
  • ギャンブル的なオールイン取引

⚠️ 「解禁」でも無制限ではない

制限は撤廃されましたが、「過度に積極的な価格の平均化」に該当すると警告が発生します。累積取引量の10%超でマーチンゲール判定された場合は警告→翌日以降も継続で失格。50%超なら警告なし即失格です。「やりすぎ」には注意が必要です。※公式サイトで要確認

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FTMO ✗ マーチンゲール禁止

FTMOはマーチンゲール手法の使用を禁止しています。公式も「マーチンゲールと疑われる大幅なロット増加は避けてほしい」と注意を促しています。

✓ OKな取引

  • 一度決済してからロットを変えた再エントリー
  • 同量での含み損中ナンピン(グレーゾーンあり)
  • 異なる銘柄でのポジション追加

✗ NGな取引

  • 負けるたびにロットを倍増させるマーチンゲール
  • 含み損中に大幅ロット増加でのナンピン
  • マーチンゲールと認定されるEAの使用
Funded7 △ 同量ナンピンOK・ロット増加禁止

Funded7は「マーチンゲール取引(ロット数を増やすナンピン)」を明確に禁止しています。一方で、同量での追加エントリーはOKと公式が明記しています。

✓ OKな取引

  • 同量以下のロットでの追加エントリー(例:1lot→1lot)
  • 一定間隔(10pips・時間間隔あり)でのナンピン
  • 決済後にロットを変えた再エントリー

✗ NGな取引

  • ロット増加型ナンピン(例:1lot→2lot→4lot)
  • 含み損中の同銘柄への大幅ロット追加
  • マーチンゲールロジックのEA使用
  • オールイン・過度なレバレッジ集中

⚠️ OREFストライク制:マーチンゲール違反は3回で失格

2026年1月導入のOREFルールでは、マーチンゲール違反は即失格ではなく、違反トレードの利益削除+ストライク1回となります。ただし累積3回のストライクで失格。繰り返せば確実に失格になります。

Blueberry Funded ✗ マーチンゲール禁止(失格者多数)

Blueberry Fundedはマーチンゲールを厳格に禁止しており、「マーチンゲールで失格になっている人が多い」と複数の情報源が指摘しています。

✓ OKな取引

  • 同一口座内でのヘッジ(ロング&ショート)
  • 異なる銘柄への分散エントリー
  • 2026年3月12日以降購入分:ポジションスタッキング緩和

✗ NGな取引

  • 損失後にロット増加させるマーチンゲール
  • 含み損中の同銘柄・同方向への大量追加
  • グリッド取引(一定間隔の大量エントリー)
  • ストップロスなしのオールイン
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「使える」でも危険:ナンピンと日次DDの相性が最悪な理由

ルール上OKだとしても、ナンピンはプロップファームの日次ドローダウン(DD)ルールと根本的に相性が悪いです。具体例で確認してみましょう。

📊 シミュレーション:1,000万円口座・日次DD5%(失格ライン950万円)でナンピンした場合

1
ドル円1ロットロング(160円)でエントリー
→ 含み損30pipsで口座の有効証拠金 −3万円(問題なし)

2
1ロット追加ナンピン(159.7円)
→ ポジション合計2ロット・含み損50pipsで −10万円(有効証拠金990万円)

3
さらに1ロット追加ナンピン(159.4円)
→ ポジション合計3ロット・含み損が膨らみ −20万円(有効証拠金980万円)

急落:50pipsの追加下落
→ 3ロットに対して50pipsの損失 = −約150万円
→ 有効証拠金が830万円に急落→ 日次DD失格ライン950万円を大幅に割り込んで即失格

※ 1ロット=10万通貨として計算した参考値です。実際の数値はレバレッジ・証拠金設定によって異なります。

ナンピンでポジションを積み上げるほど、少しの逆行で有効証拠金が急落します。ナンピンが「含み損が膨らむことを前提とした手法」である以上、有効証拠金ベースの日次DDとは根本的に相性が悪いのです。

🚨 失格パターンで最も多いのは「ナンピン中の急落」

「少しずつナンピンしていたら急なニュースで一気に逆行して失格になった」というのは、プロップファームで最もよく聞くパターンのひとつです。ナンピンは相場が戻れば利益が大きくなる反面、一方向に突き抜けると損失がポジション数に比例して膨らみます。日次DD5%という制限の中では、このリスクは非常に大きいです。

質問
Fintokeiが解禁したなら、ナンピンしまくってもいいですか?
回答
ルール上はOKになったけど、日次DD5%というルールは変わっていないんだよね。ナンピンを重ねるほど急落時の損失が膨らんで、あっという間に日次DD失格になるリスクが上がる。「ルール解禁=安全」じゃなくて、「ルール解禁=失格リスクは自分で管理してね」という意味だから、やるなら最初のポジションを極小にしてリスクを設計してから使うのが鉄則だよ。

どうしてもナンピンを使いたい場合の安全なアプローチ

ナンピンを完全に封印しなくても、以下のルールを守ればリスクは大幅に下げられます。

✓ 比較的安全なナンピンの条件

  • 最初のエントリーロットを口座の0.5〜1%リスクに抑える
  • ナンピン回数の上限を2〜3回と事前に決める
  • ナンピン込みの合計損失が日次DDの50%以内に収まるよう設計する
  • 含み損ポジションを増やしたら必ずストップロスを入れ直す
  • 損切りラインを明確に決めてから入る(「含み損が〇〇円になったら全決済」など)

→ ナンピンを避けるべき状況

  • 重要経済指標の発表前後(急落リスク大)
  • すでにその日の日次DDを30〜40%使用している
  • ポジションを持ち越す予定がある(翌朝に急変する可能性)
  • ロット増加型ナンピンを検討しているとき
  • 「損を取り戻したい」という感情的な判断のとき

💡 「最初のポジションを小さくする」が最重要

ナンピンをする場合、最初のエントリーを通常より小さくすることが絶対条件です。最初から大きなロットを入れてしまうと、ナンピン回数を重ねるにつれて日次DD上限にすぐ到達してしまいます。「最初の1ロット→ナンピン2ロット合計」の設計では1回の逆行で一気に失格ラインに達することがあります。

よくある質問

Q Fintokeiでマーチンゲールが解禁になったのに、なぜ注意が必要なのですか?
A ルール上の制限が撤廃されたとはいえ、「過度に積極的な価格の平均化」は依然として警告・失格対象です。また日次DD5%というルールは変わっていないため、ナンピンでポジションを積み上げると急落時に有効証拠金が急減して失格になるリスクは変わらず存在します。ルール解禁=無制限ではありません。
Q 「決済後マーチンゲール(損切りしてからロット増加)」はどのファームでもOKですか?
A 多くのファームでは「含み損中の同銘柄への積み増し」を問題視しており、一度決済してから別トレードとしてロットを変えるのはOKとしているケースが多いです。ただし、ファームによって「連続した損失後のロット増加はギャンブル取引とみなす」という基準を持つ場合もあります。各社の公式FAQで必ずご確認ください。
Q EAでナンピンロジックを使っている場合はどうなりますか?
A EAがナンピン・マーチンゲールロジックを含む場合、それはトレーダー自身の違反とみなされます。Fintokei・Funded7・FTMOいずれも「EAが禁止ロジックを実行した場合はトレーダー責任」と明記しています。EA使用前にロジックがナンピン・マーチンゲールに該当しないかを必ず確認してください。
Q ナンピンが禁止されているファームで、うっかり追加エントリーしてしまった場合はどうなりますか?
A Funded7のように「ストライク制」を導入しているファームでは、最初の違反は利益削除+警告で済む場合があります。一方、Blueberry FundedやFTMOは違反の重さによっては即失格となる可能性があります。「うっかり」でも失格になるケースがあるため、禁止されているファームでは含み損中に追加エントリーしないことを徹底しましょう。

まとめ

各社のナンピン・マーチンゲールルールを改めて整理します。

  • Fintokei:2025年7月に実質解禁。ただし過度な積み上げは警告対象
  • FTMO:マーチンゲール禁止。ロット大幅増加は要注意
  • Funded7:同量ナンピンOK・ロット増加禁止。違反はストライク制
  • Blueberry Funded:マーチンゲール厳格禁止。失格者が多いため特に注意

最も重要なのは、ルール上OKでも日次DDとの相性の悪さを理解しておくことです。ナンピンはポジションが増えるほど急落時の損失が倍増するため、少しの逆行で日次DD失格ラインに達するリスクがあります。使う場合は最初のロットを極小に設計したうえで、計画的に行いましょう。

⚠️ 本記事の情報は2026年5月時点のものです。各社のルールは予告なく変更されます。チャレンジ前に必ず公式サイト・FAQでご確認ください。

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